
もともと日本の家には、内と外が明確な境界線で隔てられてる
ものではありませ
んでした。軒下、縁側、まだ路地に縁台を出したり、鉢植えを並べたりというように外でも内でもない中間領域グレーゾーンを
設け、それを上手
に利用して来ました。郊外の住宅ならグレーゾーンを充分に取ることができますが、それをそのまま都市型の住宅に持って来る
ことはできません。都市には都市の住み方があるはずす。
例えば、都市の住宅では周囲からプライバシーを守らなくてはいけませんし、
風や光を有効に得られる周辺環境でもない、という特徴があります。
密集した住宅地で、プライバシーを守りながら広々
とした中庭と、明るい採光をとれる家。その解答のひとつの形が「コートハウス」で
はないかと考えています。
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